自ら成長していく子どもの育て方



ガミガミ言うのが良くないとは言われているけれど、放っておくと結局何もしない。
親になるための教科書がほしい。
そんな風に思った事がある方も多いと思います。

私も2人の男の子の親として、
まだまだ子育て模索中なのですが、
イキイキと自ら成長できる子を育てるために親が出来る事を、
出来る限り広い情報から集めてみました。

当然、人や環境にもよるので、
子育てに唯一の答えは存在しないのですが、
色々な視点をバランスをとって紹介していきたいと思います。

まずは、子育ての前に”幸福な人生”を過ごしている人とは、どのような人なのでしょうか?
最近ハーバードの授業をきっかけに流行り出したポジティブ心理学で、かなり研究されています。

<<幸福な生活とは:幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論より>>
・お金はある程度を超えると幸せ度とは関連しない
・「裕福か貧乏か」「健康か病気がちか」「器量が良いか人並みか」「既婚者か、未婚か離婚経験者か」等の、環境要因は10%程度の影響しか与えない
・50%程度の幸福度は遺伝子の特徴で決まっている
・「日々の行動」が40%の要因 

40%の日々の行動の主な幸せ要因は、下記のようなものとの事です。
 1. 人間関係が豊か、
 2. 自分も好きで選んだ天職がある、 
 3. 小さい事に感謝している、
 4. 定期的に体を動かしている、
 5. 生涯にわたる目標や夢を持っている

私も、”自分の好きを大切にしてイキイキと働いている人” と “頭が良くて優秀だけど不幸そうな人” 
の違いを調べた結果、上記の5つを大切にしている人が多かったので、納得出来る内容でした。

さて、それでは上記のような幸せに生きられる人に育てるためには、
どのように育てるとよいのでしょうか?

まずは、やってはいけないと思われる子育て方法を、
「毒になる親」から抽出してみました。
 ・神様のように振る舞い過度にコントロールする事
 ・義務を果たさない親(衣食住、愛情、基本的な躾がない事)
 ・アルコール中毒
 ・残酷な言葉で傷つける親
 ・暴力を振るう親
 ・性的な行為をする親


一方、やるべきと言われている子育て法を、
いくつかの書籍を参考にまとめてみました。


「一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる」
7大方針
 1. 「主体性」を最大限に伸ばす
 2. 「視野」を広げ、天職に導く
 3. やり抜く力を育む
 4.  一流のコミュニケーション能力を磨く
 5. 自主的に勉強するように「動機づけ」る
 6. 「勉強以外の勉強」をさせる
 7. 「無償の愛情」を感じさせる
 

「伸び続ける子が育つお母さんの習慣:はなまる学習会の高濱正伸さん」
子育てのゴール:社会人になってからイキイキと仕事を、人生を楽しんでいる、メシが食える大人に育てる事。

頭の良い子は、母親像が良い。
東大生のアンケードでも2つだけ共通項
「1. 一度も勉強しろと言われた事がない」
「2. お母さんがニコニコしていた」

メシが食える人に育てる
・目先の勉強より将来の「肥やし」となる経験をたくさんさせる
・幼少期(9歳まで)は、非常に重要。
・わかった! という体験(脳の快感)を体験させる
・ケンカなどもして小さいうちに多少もまれる体験をした方がよい
・小さな成功体験を積みかさねる=>母親がほめてあげる
・勉強より外遊びをたくさん体験させる


「モンテッソーリの子育て おとなが子どもにできること モンテッソーリの子育てシリーズ」& 「お母さんの「敏感期」 モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる」の2冊より

下記の数々の起業家も受けていたというモンテッソーリ教育も取り上げてみました。
・ラリー・ページとセルゲイ・ブリン(Google創業者)
・ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)
・マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)
・ジミー・ウェールズ(Wikipedia創業者)
・P.F.ドラッカー(経営学者)
・バラク・オバマ(米国大統領)
・クリントン夫妻(元米国大統領と国務長官)
・ウィリアム王子とハリー王子(英国王室)
・アンネ・フランク(アンネの日記)
・キャサリン・グラハム(実業者、ピュリッツァー賞作家)


■ 「自立していて、有能で、思いやりと責任感があり、一生涯を通じて学び続ける姿勢をもった人間」が目指す像

■ 敏感期: 幼児期の子どもには、特別に敏感な感受性を発揮する「敏感期」がある。大人の目からは、奇妙な遊びをしているように見えても、子どもの内面で自分を育てている。大人は、我慢強く見守ってあげるべき。

■ おとなの役割: 子どもは自分自身を育てる力があると認める事。
   子どもと環境を、うまく結びつけるように援助する事。
   大人が不必要な手出しや口出しをすることで、子どもの発達を阻害する

■ 子どもは親の背中を見て育つ: 自分が真摯に向き合い成長しないと、いくら言葉で子どもに言っても聞かない。
  道徳教育は、説教する事によってはなされない。
  子どもが楽しいと感じて一生懸命取り組む活動へと導く、間接的な指導によってなされる。

■ 「私は有能で役に立つ人間だ」という信念を子どもの与える事が、親にできる最大の贈り物。
   そのために、子どもの好奇心を生かして、「やりたい」と思って自発的に取り組んで、
   自分の力でやりきる経験をさせてあげる事が何よりも一番重要。
    積極的にお手伝いの役割を与える事も非常によい。

■ 放任しない、でも教えない = 例えば生活用品をつかって、まねをしたがる子どものモデルになる事で、環境と子どもを結びつけてあげる。 言葉ではなく、やってみせて、様々な活動へのきっかけを作り、子どもの「自分でやりたい!」という気持ちを育てる。そして、「一人でできた」と思える成功体験を通じて、子どもの内面に「何か」を積み上げる事。


「哲学する赤ちゃん」
以前は非常に未熟な存在と言われていた、
赤ちゃんの内面で形成される心理模様を明らかにした著書。
幼児期は好奇心を持って無数のチャレンジをする事で、自分の中での因果律を形成している時期であり、
モンテッソーリの「敏感期」をスッキリと理解する事が出来ました。
少し厚い本ですが、赤ちゃんの世界を感じる参考になります。


「幼児教育の経済学」
■ 人生の成功につながる賢さ以上の要素がある(意欲、肉体的・精神的健康、根気強さ、感情コントロール)
■ そうした要素を育てるためには幼少期の環境が決定的に重要(学校に入学する前に大きな格差が生じている)=>幼少期は公共政策で救ってあげるべき(それ位大切)
■ DNAも影響があるが、環境も大きな要因
■ 上位層は、両親が安定した結婚生活を営み、子育てにかける時間を割いて、情操教育と読み聞かせに多くの時間を使い、TVを一緒に見る時間は少ない事が分かっている。逆に下位層には、家庭内暴力・虐待・ネグレクトが目立つ。親密な触れ合い体験が少ない事は、子どもの脳の発達に決定的なマイナス要因となる。


「未来のイノベーターはどう育つのか ― 子供の可能性を伸ばすもの・つぶすもの」
■ 知識社会 & AI社会になり、イノベーションだけが価値をうむ
■ イノベーターは育てられる!
■ イノベーターに必要な資質
 - 好奇心
 - コラボレーション
 - 関連付け & 統合思考
 - 行動志向と実験志向

■ 学校は奥の深い質問をするよりも、早く「正解」を知る事を求めてしまう。
  創造性を伸ばすという意味ではまったく機能していない。

■ イノベーション世代の人は、地球の未来を憂い、より健康的な生活を送りたいと考え、お金を儲けるよりも、世界を変えたいと考えている。仕事には意義を重要視する。

 => 親世代との認知の違いが発生。
  本当に子どもがイノベーターになるのを応援するのであれば、学校・子育てを変えていかなければいけない。
 タイガーマザー(スパルタ式の厳しい母親。おどしたりおだてたりする人)や「ヘリコプター ペアレンツ(子どもを甘やかし、何としても子どもに挫折感を味あわせないようにする親)」が親の場合は、子どもがイノベーターになる事は非常に少ない。

■ 創造性につながるモチベーションは内的性モチベーション(情熱と興味をわきおこし、仕事そのものが意義があり楽しい)のみ(外的性モチベーション=報酬など)

■ 内的性モチベーションには、遊び・情熱・目的意識の3要素が重要。
 人間は元々新しい可能性を探り、実験し、想像したいという欲求=イノベーションを起こしたい欲求をもってうまれる。

■ 遊び=>試行錯誤により物事を探り、実験し、発見する=>情熱を持つ=>関心の対象が変わり予想外の変化が起きる=>新たな情熱を持ちながら目的意識へと醸成されていく。

■ 親が出来る事は一つだけ= 内的性モチベーションを育む事。そのために、下記に気をつける。
 ・子どもがしたい遊びは安全が守られる限りなるべく枠を外してあげる=子どもが自分の関心にふけるに任せる。
 ・子どもを尊重して心から聴いてあげる事。自由にさせすぎなくても良いが、従順にさせようとすると創造性を妨げる
 ・子どものスケジュールを一杯にしない。自由な遊びと発見の時間をたっぷり与えてあげる。
 ・身の一定の安全が守られている限りは、冒険と失敗を許容する。
 ・一緒に過ごす時間を割く。
 ・親が過度に子どもの周りをウロつかない事。
 ・おもちゃは少ない方が良い。工夫して遊び始める。LEGOは良い。
 ・携帯/PCをさわる時間は制限するべき。
 ・子どもが情熱を持てる事を見つけ、追いかけられるように応援する事。

■ 上記方針を突き通すと、必ず”常識人”との齟齬が発生し”変わっている”と言われて苦悩するケースが多い。




長々と紹介させて頂きましたが、
みなさまの、子育てのお役に少しでも立てたら嬉しいです。
家具屋cocoroは、子育て時代が幸せに過ごせるようなインテリアの情報提供・提案・販売をしていきます!
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■参考文献

 

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